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Vine Linux 2.6/3.1/3.2におけるAcrobatReader ver.5と
Flash Pluginのインストール
準備
(注)各ファイルは2005/10/8現在最新のものです。
ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/acrobatreader/unix/5.x/以下から
linux-5010.tar.gzとjpnfont.tar.gzを入手し、これを「/root/rpm/SOUCES」の下に配置します。
Vine 2.6の場合、ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/os/Linux/Vine/VinePlus/2.5/cm_setup/以下から
Vine 3.1の場合、 ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/os/Linux/Vine/VinePlus/3.0/SRPMS.nonfree/以下から
Acrobat-reader-5.0.10-0vl0.1.nosrc.rpmを入手し、これを「/root/rpm/SRPMS」の下に配置します。
Flash Pluginのダウンロードをします。ダウンロードを行うにはまず、
Linux上のMozillaからMacromediaのホームページにアクセスします。
そこから
「ダウンロード」(上のリンクバー)
→「Macromedia Flash Player」(無償プレイヤーのダウンロード)
→「今すぐダウンロード」
という流れでリンクをたどっていただけますとFlash Plugin(ver.7.0.25)のファイルを入手することが できます.
AcrobatReader ver.5のインストール
$ su - # cd /root/rpm/SRPMS # rpm --rebuild Acrobat-reader-5.0.10-0vl0.1.nosrc.rpm |
この地点でAcrobatReaderのライセンス表示が行われますので、スペースを押して ライセンスを最後まで読み送ってください。
そうしますと仮に展開するディレクトリを聞いてきます。ここではデフォルトでかまいませんので
エンターキーを押してください。
すると2つ目のファイルの展開が始まり「Continue installation? [y]」と表示されますので
「y」と入力しエンターキーを押してください。
ここで先ほどと同様に
「Please type "accept" to accept the terms and conditions license agreement; Type "decline" to exit.」
と表示されますのでここで「accept」と入力してください。
さらにもう一度、仮に展開するディレクトリを聞かれますが、ここもデフォルトでかまいませんので
そのままエンターキーを押してください。ここまで指示しますと、「/root/rpm/RPM/i386」の下に
Acrobat-reader-5.0.10-0vl0.1.i386.rpmを作成します。
最後に出来上がったパッケージを以下のようにしてインストールします。
# cd /root/rpm/RPM/i386 # rpm -ivh Acrobat-reader-5.0.10-0vl0.1.i386.rpm |
Flash Pluginのインストール
Flash Pluginをインストールするには、ダウンロードしてきたファイルの中にある
ライブラリをMozillaのpluginディレクトリにコピーする必要があります。
ここで、上記にしたがってAcrobatをインストールしていると「/usr/lib/mozilla/plugins」が
Mozillaのplugin管理ディレクトリとして用意されていますので、ここへFlashのライブラリを
以下のようにコピーします。
$ tar xfvz install_flash_player_7_linux.tar.gz $ cd install_flash_player_7_linux $ su # cp libflashplayer.so /usr/lib/mozilla/plugins |
以上でMozillaへのflash pluginのインストールは終了です。
Flash Pluginにおけるフォントパスの設定
Flash7 plugin for Mozillaのバイナリにはなんと、フォント名として固定で
kochiが指定されています。この状況では日本語が表示できないサイトもでてきますので、
論理フォント名の設定が必要となります。この設定を行うには次のような操作を行います。
(本当に固定されているかどうか見てみたい方は「strings libflashplayer.so 」
としてみてください。するとフォント名としてkochiが確認できるとおもいます。)
$ su - catalogueに/usr/share/fonts/flash7を追加してxfsを再起動. # /etc/init.d/xfs restart
(catalogueを書きたくない場合はviの行以下を以下と差し替える) |
$ su - (flush7 pluginを利用するにはkochi-substが必須)
# cd /usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType
(インストール当初,これらはsazanamiフォントへのシンボリックリンク
# ln -s kochi-gothic-subst.ttf kochi-gothic.ttf
(XLDF(論理フォント名)の追加)
(xsetはディスプレイの様々なユーザ設定オプションを設定するコマンドで, |
$ cd |
$ cd |
$ su -
# cd /usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType
(インストール当初,これらはsazanamiフォントへのシンボリックリンク
# ln -s kochi-gothic-subst.ttf kochi-gothic.ttf
(XLDF(論理フォント名)の追加)
(xsetはディスプレイの様々なユーザ設定オプションを設定するコマンドで, |
これで日本語が表示できていなかったFlashも日本語表示可能になったかと思います。